理想ばかり追い求めると結婚できない!自分も選ばれる人になる努力を

理想ばかり追い求めると結婚できない!自分も選ばれる人になる努力を 婚活テクニック

結婚相談所に勤めていると色々な人に出会います。

その中で、とにかく結婚したいのにできないという人には共通の点があります。それはズレともいえるものかもしれません。私たち婚活アドバイザーの仕事は、そのズレを見つめなおすことから始まります。

今回は、結婚の条件に対するズレについてお話します。

 

白馬に乗った王子様は現実の世界に存在しない

結婚相談所とは面白いところで、王子さまは間違いなく白馬に乗っていて、ある日突然目の前にあらわれと信じている人が、王子様を探しにやってくることがあります。残念ながら、白馬に乗った王子様はいません。そこにいるのは、もっと現実的な人です。

例えば、女性の場合、「私は40歳を超えているんだけど、男性は27歳から29歳限定です。そしてジャニーズの○○君に似た人を探しています」などとむちゃぶりをする方がいらっしゃいます。また、「自分は女子校出身なので、お相手の方は早慶じゃないと釣り合わないと思います」という独自基準を持った方もいらっしゃいます。

もちろん、どのような条件をあげていても構わないのですが、結婚するとなると、相手も条件を満たす人を探しているわけです。自分が高いレベルを求めるなら、その分、相手に求められる人にならなければなりません。それは非常に疲れることです。また独自基準は、一般基準に修正しなければなりません。 

もちろん世の中には、女性が40歳を超えていて男性が27歳という例がないわけではありません。芸能人なんかでも例はありますよね。

でも、そういう人は世間にはいても、結婚相談所には来ません。なぜなら、27歳に惚れられる40代の女性はさぞ魅力的でしょうし、40歳が選ぶ27歳はとても姉心をくすぐるモテ男なことでしょう。

これは、結婚相談所に来る人が魅力がないというわけではありません。ただ、それらの人はかなり魅力的で、放っておいても運命的な出会いをして結婚していくものだと言うことです。

そして結婚相談所に来る方は、その運命的な出会いがこれまでなかった人。自分のことはさておき、相手にのみ高いレベルを求めると言うのでは結婚はできません。 もう一度言いますが、あなたに選ぶ権利がありますが、同じように相手にも選ぶ権利があるからです。

 

結婚相談所では、条件から選ぶから現実的

ではなぜ、結婚相談所では無理なのでしょうか。

偶然出会った27歳と40歳は、他の条件をさておいてでも惹かれ合います。年齢は離れてそうだけど、見た目が抜群に好みだとか、声が素敵だとか、さりげない優しさに惹かれたなどです。

ですが結婚相談所では、何万人といる会員から、まず条件を入れて絞り込んでいきます。そして絞り込んだ中から初めて写真を見て、そこから運命の人を選びます。つまり、「他の条件はさておき」ということはあり得ないのです。

これは逆でも同じこと。40歳の男性が20代の女性を射止めることも、よほど好条件でない限り無理です。

ただ、この方法にはメリットもあります。偶然のできる運命の出会いを探すのではなく、現実的な出会いができるという点です。そのために、当初は条件のズレを持っている方と話をし、適度な落とし所を見つけ、そしてお互いに愛し合える人を見つけて結婚していきます。

若い頃の理想像は自分を苦しめる元凶になっている

ズレが生まれる方の中には、長く恋愛をしていないとか、そもそも恋愛ベタという方が多くいます。また、相手の方に高尚なことを求めるのは、自分が一番モテた時期の条件を当てはめているというケースがあります。「若かった頃はモテた」という記憶が残っているため、その時の条件を変えることに抵抗があるのです。

でも、それは自分自身を苦しめることになります。

このような場合、まずは自分を見つめ、また年齢ととも自分の価値観も変わっていることを見つめることができれば、正しい価値観で異性を判断できるようになります。別に、何が何でも妥協の塊のような人と結婚しろと言っているわけではありません。ずっと理想に思っていた基準が、実はあまり重要ではないということもあるわけで、そういった整理をしていくことが重要だったりするわけです。

 

譲れない条件がズレすぎていると、人間関係も作れない

ただ大変なのは、どんなに話しても無理難題を押し付けてくる人。何を説明しても、「私の理想はこうだから、そういう人を探し出してください」と言い放ってしまう人は、結局人間関係を上手く作っていくことができない方なんだろうなと思います。

こういった人はずっと結婚できないし、妥協した人と結婚してもそれに固執して幸せにはなれないので、相手のためにも入会自体をお断りしたり、平均をして退会していただくこともあります。

私も何人かの人に退会をお願いしたことがありますし、入会を断った方は何人もいます。

例えば、以下のような方。

自分がプー太郎でありながら、奥さんには1千万円以上の収入を求める人。(そもそもプー太郎では結婚相談所に入れません)

3人の連れ子がいるのに、相手に処女を求める方

またちょっと変わったところでは、自分はヘビースモーカーなのに、相手には絶対に喫煙者はダメだと言った方もいらっしゃいます。

考え方は皆それぞれなので、心の中で思っている理想像に無理難題が付いていることはしょうがないと思います。けれど、誰もが何らかの妥協をしているのは事実。それは結婚相談所を利用した場合でも利用していない場合でも同じこと

理想は高く、妥協点は低くなどの言うことを言う人がいますが、まさにそうなんです。

 

自分の幸せと相手の幸せの両方を望める人が、本当に幸せになれる

結婚相談所に入るということは、それらの条件を公然と口にし、それに会う人に自分も選んでもらわなければなりません。 この自分も選んでもらうという部分が完全に抜け落ちてる人は、結婚自体もできないと思った方がいいかもしれません

結婚とは、二人で新たな人生を歩んでいくことであり、どちらも理想ばかりを叫んでいてはうまくいくものもいかなくなります。また、片方が高すぎる理想を持ち、もう片方がそれに合わせようとしているようでは、お互いが本当の意味で幸せになれることはないでしょう。

自分も幸せになるけれど相手も幸せも願えること。

それが結婚の最低条件であり、最高のカップルになるわけです。